なすの田楽
なすの名は「成す」「為す」に由来し、原産地はインドです。日本には平安時代に中国から伝わり、「奈須比」と呼ばれていましたが、宮中の女房言葉から「ナス」と呼ばれるようになりました。「親の意見とナスビの花は千に一つの無駄もない」と言われ、次々に花をつけ、どんどん実を成すからで、新鮮なものは表面のツヤとハリが目安で、ガクのとげがチクチクするものほど新鮮です。8月中旬以降、日中の温度差が大きくなると一段とおいしくなり、「秋ナスは嫁に食わすな」という言葉もありました。
材料(一人分)
なす |
1本 |
サラダ油 |
小さじ1 |
みそ |
大さじ1/2 |
砂糖 |
大さじ1/2 |
酒 |
小さじ1 |
水 |
小さじ1 |
すりごま |
小さじ1 |
作り方
- なすは縦半分に切り、長いものは半分に切る。
- フライパンに油をしき、なすを裏表焼く。
- 鍋に調味料を入れ照りが出るまで練り混ぜる。最後にすりごまを混ぜて、なすにかける。