いりうけご飯
昔から八幡地域では大豆・黒大豆作りが盛んで、黒大豆を炊き込んだ「いりうけご飯」が郷土料理です。
黒大豆は、皮がはじけるまでしっかり炒って炊き込みます。黒大豆から色が移り、ご飯が薄紫色に炊き上がります。「ハレの日」とまでいかないまでも少し特別な日に作ってもらえる料理だったそうです。
梅干を加えて炊いたり、お酢を混ぜたりすると、酸の力で色が明るく、薄ピンク色のご飯になり、また特別感が増します。
炊き込みご飯のレパートリーに「いりうけご飯」も加えてみませんか。
材料(1人分)
白米 |
30g |
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もち米 |
40g |
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黒大豆 |
10g |
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A |
塩 |
小さじ1/6~1/4 |
酒 |
小さじ1 |
作り方
- 黒大豆は洗って水気をきっておく。フライパンで、中火にし、皮にひびが入るくらいに煎る。
- 炊飯器に米と「1」を一緒に入れ、調味料と水(一人分で半合分の水の量)を加えて炊く。