佐木島
三原港から因島・重井行きのフェリーに乗ると、25分で佐木島の佐木港(鷺港)に到着します。穏やかな瀬戸内海の風景を楽しみながらの短い船旅です。
この海岸の一部は広島県自然海浜保全条例に基づき「佐木大野自然海浜保全地区」と「柄鎌瀬戸自然海浜保全地区」が指定され、貴重な自然の保全が図られています。
島は、今では緑におおわれていますが、江戸時代製塩が盛んな頃は山の木々は燃料の薪として伐採されたため、大雨の時には土砂が流出したといわれています。
島の大部分の海岸は、白い砂浜で占められており、沖合いはアマモなどの海草が繁茂し、多くの海の生物の繁殖場所にもなっています。
小佐木島
佐木島の北に位置する島です。大正のことは、機帆船の造船所があり大変な賑わいを見せていましたが、今ではその跡が残るのみです。
海岸は自然海岸が残っており岩場も多く、釣りや海浜の生物の観察に最適です。
県重要文化財 「麿崖和霊石地蔵」(まがいわれいいしじぞう)
向田港のところにあり、満潮時は胸まで海中に水没するお地蔵さんです。
高さ約2.7m、幅約4.7mの花崗岩の海側面に地蔵座像を浮き彫りにしたもので、県の重要文化財に指定されています。
正安2年(1300年)に仏師念心が彫ったもので、碑文によると、この像の周辺を殺生禁断の地とし、来世の平安を求めています。
トライアスロンさぎしま大会
毎年、8月の最終日曜日または、潮の関係で、9月の第1日曜日に開催される島をあげての一大イベントです。
全国各地から300名を超えるアスリート達が熱戦を繰り広げます。
佐木島八十八か所巡拝
島遍路といって島内には八十八か所の霊場(お大師様)が設けられ、四国八十八か所巡りと併せて日常的に巡拝できる一周コースがあります。
佐木島周辺の無人島
○宿祢島(すくね)
1959年 新藤兼人監督の映画「裸の島」(モスクワ映画祭グランプリ受賞)のロケ地となった島。
○上鷺島・下鷺島
佐木島の南、生口島との間にある島。
○タナハシ島
佐木港から南へ徒歩10分
「小浦八幡宮のウバメガシ(ブナ科)
ウベメガシは関東以南の海辺で見られる常緑小高木。葉は約5cmと小さい。
かつて佐木島の植生はウベメガシの自然林が中心であったと考えらます。この八幡宮の周辺は奇跡的にこの自然林が残され、県内でも有数のウベメガシの巨木を観察することができます。
またウベメガシは、良質の木炭である備長炭の原料です。備長炭は、紀州田辺の木炭商人・備後屋長衛門がウベメガシを用いて白炭を製造し、江戸に出荷したところからきています。
佐木島の特産
おすすめ ウォーキングコース
佐木(鷺)港 → 小浦八幡宮のウバメガシの巨木と社叢 → さぎしま港の丘公園 →
佐木大野浦・柄鎌瀬戸自然海浜保全地区 → 第五北川丸遭難者慰霊碑 →
麿崖和霊石地蔵 →向田港
(約6km・・・約2〜3時間)
公共/JR
山陽本線JR三原駅下車、南へ約300mで三原港。
船
三原港フェリー桟橋で、重井(因島)行きフェリーに乗船、25分で佐木(鷺)港下船






