三原市の郷土料理

三原の郷土料理レシピ

かきフライ

かきフライ 昭和の半ば頃まで、三原の海岸の石垣では、天然のカキが採れていました。
 冬の味覚として、そのまま海で洗って食べたり、酢ガキにしたりして楽しんでいたそうです。
 今では、天然のカキは採れなくなりましたが、昔に思いを馳せながら、カキを味わってみませんか。
 カキに豊富に含まれている鉄分は、ビタミンCと一緒にとると吸収がよくなるので、レモン汁でいただくのがおススメです。

こんにゃくのゆずみそあえ

こんにゃくのゆずみそあえ 黄色く色づいたゆずを良く見かけるようになりました。「冬至にゆず湯に入ると風邪を引かない」と言われますが、ゆずにはビタミンCのほか、クリプトキサンチン、クエン酸が豊富に含まれており、食べることでも風邪予防が期待できます。果汁を搾って酢の物にしたり、お吸い物に皮を浮かべたりと、色々な料理で風味が楽しめますが、ゆずみそもその一つです。多めに作って保存し、田楽や和え物などに重宝していました。
  昔は、自分の家でこんにゃくも味噌も作っていました。こんにゃくのゆずみそあえは、冬ならではの味でした。

干し柿

はと麦うどんそのままでは食べられない渋柿も干すことで、渋がぬけて甘くおいしい干し柿になります。
昔は、渋柿を竿ではさんで取り、家族全員で手分けして、へたの処理、皮むき、紐につるす作業を、語らいながら夜なべして行っていました。
柿を干して、ある程度乾いてきたら、柔らかくなるようにもみます。水分が程よく抜けたやわらかい干し柿を、子どもたちはおやつとして食べていました。
乾燥が進んで、黒くなってきたら、箱にワラをしいて保存すると白い粉がふいてきます。これは果糖やブドウ糖が結晶化したもので、甘い干し柿の証拠です。保存が利くので、来客のお茶うけや子どものおやつに重宝しました。

いりうけご飯

はと麦うどん昔から八幡地域では大豆・黒大豆作りが盛んで、黒大豆を炊き込んだ「いりうけご飯」が郷土料理です。
黒大豆は、皮がはじけるまでしっかり炒って炊き込みます。黒大豆から色が移り、ご飯が薄紫色に炊き上がります。「ハレの日」とまでいかないまでも少し特別な日に作ってもらえる料理だったそうです。
梅干を加えて炊いたり、お酢を混ぜたりすると、酸の力で色が明るく、薄ピンク色のご飯になり、また特別感が増します。
炊き込みご飯のレパートリーに「いりうけご飯」も加えてみませんか。

はと麦うどん

はと麦うどん真夏のピークが去り、朝夕に秋の気配を感じるようになりました。大和町の特産物であるハトムギの収穫時期を迎えます。
大和町では、昭和50年代からハトムギの栽培が始まり、広島県内一、全国有数のハトムギの生産地となりました。栽培されたハトムギは、ハトムギ茶をはじめ、うどんやクッキーなど様々に加工され、一年中手に入れることができます。
初秋の食卓に、香ばしいハトムギうどんはいかがですか。

昔懐かしいドウナット(ドーナツ)

昔懐かしいドウナット(ドーナツ)昔は、バターや卵、油をたっぷり使う、贅沢なおやつだったドーナツ。今でも人気のおやつですね。
最近は、ふわふわした生地のドーナツが主流ですが、このレシピは、しっかりした生地。かみしめると、砂糖の甘さと油で揚げた香ばしさが口の中に広がる素朴な味です。
パイやクッキーのように、生地を寝かせたり、オーブンを使ったりということがないので、意外と簡単に短時間で作れます。
この夏休み、子どもさんやお孫さんと一緒に、昔懐かしいドーナツを作ってみませんか。

タラの甘辛煮

タラの甘辛煮タラを完全に乾燥させると棒のように硬くなるので、棒ダラと呼びます。
保存が利く棒ダラは、鮮魚が手に入りにくい山間部では重要なたんぱく源でした。ハレの日の料理として、夏の祭りやお盆、お正月に食べる風習のところもあります。
棒ダラはとても硬いので「でちめん(押し切り)」で力を入れて切っていました。一昼夜、水につけてもどして使います。切り干し大根や水菜と炊く場合もあります。やわらかく煮あがるまで根気が必要ですが、じっくりと炊いた棒ダラは、滋味あふれる一品です。

肉じゃが

筍の煮しめ肉じゃがは海軍発祥の料理で、海軍ゆかりの京都府舞鶴市と広島県呉市が発祥の地として名乗りをあげています。水兵さんの食事として全国的に導入されて広まり、今では家庭でもおなじみの料理ですね。各家庭の味があり、具材や作り方が豊富な料理です。

山菜ちらし

筍の煮しめ山菜は独特の風味が味わえる季節の食べ物です。春の味として楽しむ習慣は、万葉時代からありました。わらびや、たけのこ、ぜんまい等いろいろな山菜の入ったお寿司はごちそうで、春になると家族や友達とわらび、ぜんまい等を競争で取りに歩いたものです。

筍の煮しめ

筍の煮しめ一般的に食されるたけのこは孟宗竹という竹の若芽です。掘ってから時間が経つほどにアクやえぐ味が強くなるため、なるべく早く米ぬかなどを使ってゆで、アク抜きをします。
たけのこはカリウムや食物繊維、チロシンというアミノ酸の一種を多く含んでいることが特徴です。アク抜きをしたたけのこを縦半分に切ると、節の中に白い粒が見られますが、これがチロシンです。チロシンはドーパミンやアドレナリンといった集中力を高める神経伝達物質の原料になります。取り除かずに調理しましょう。
アク抜きに時間はかかりますが、この時期ならではのたけのこ料理。旬の味わいで脳も爽やかに春を迎えてみませんか。

ほうれん草の白あえ

ほうれん草の白あえ白和えは、身近な材料で出来る定番のおかずとしてよく食卓にのぼっていました。豆腐をゆでるなどして水切りし、季節の野菜と和えていただきます。
ほうれん草は、霜にあたると甘みが一段と増し、栄養価も高く、夏のものに比べ冬に収穫したものは、ビタミンCが2~3倍多く含まれます。他にも、免疫力を高めるβ‐カロテン、貧血予防に役立つ葉酸などの栄養素を多く含んでいます。
寒さの厳しい冬には冷たい和え物から遠ざかっていた方もいらっしゃるかもしれませんね。寒さがゆるみ春のきざしが感じられる頃に、ほうれん草の甘さを味わう白和えはいかがでしょうか。

かす汁

かす汁神明市が近づき、まち全体から浮き立つ雰囲気を感じるこの時期、よく酒かすを売っているのを見かけます。売り場に香り立つ芳香に、思わず手にとってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
酒かすは、日本酒などを作る過程で、もろみから原酒を絞り取ったあとに残ったもので、ビタミンB群や食物繊維が豊富に含まれています。
酒かすに少し残っているアルコール分と根菜の味が溶け合い、ぽかぽかと体が温まるかす汁は、寒い夜にぴったりの汁物です。鮭や豚肉、みそを入れて作ると、よりコクがある味に仕上がります。

酢かき

酢かき食用としての歴史の長いかきは、養殖の歴史も古く、日本では、ここ広島で1673年に始まったとする説があります。
かきは夏の産卵期へ向けて、エネルギー源でありうまみ成分でもあるグリコーゲンを秋から春にかけて蓄えるため、冬が旬とされています。
かきには、良質なたんぱく質、タウリン、グリコーゲン、亜鉛、カルシウム、アミノ酸などのミネラルやビタミン類が含まれており、栄養価が高いため「海のミルク」とも呼ばれます。焼きがき、かきフライ、かきの土手鍋など様々な調理法で食べられていますが、生で味わう酢かきは旬ならではの味わいです。

ぶりと大根のあら炊き

ぶりと大根のあら炊き「ぶり」は漢字で「鰤」と書きますが、これは、師走(12月)に脂がのって美味しいからと言われるように、12月が旬の魚です。
成長するにつれて名前が変わる、出世魚と呼ばれる縁起のよい魚で、昔はお正月用に一匹買い求める家庭も少なくありませんでした。
脂ののった鰤は、大根などの根菜と相性がよく、一緒に炊くと、ぶりのうま味が大根にしみてとても美味しい、冬の夕食にふさわしい一品です。

小松菜のごまあえ

小松菜のごまあえ小松菜の名前の由来を知っていますか?江戸時代、東京の小松川というところでよく栽培されていたのでこの名前がついています。当時から庶民に親しまれていたようです。
一年中食べられる小松菜ですが、旬は11月~3月ごろで、寒さに強く、一二度霜が降りた後のほうが甘みが増し、葉も柔らかくなって美味しくなります。カルシウム、鉄、ビタミンなどが豊富で、あくがすくなく、用途の広い食材です。ごまの香りが香ばしく食欲をそそるごま和えで、旬の小松菜の甘みを味わってみませんか。

秋野菜のお煮しめ

秋野菜のお煮しめ暑かった夏が終わり、涼しくなると煮物が恋しくなりませんか?
お煮しめは、日常の食事から人が多く集まる際まで幅広く作られる「おふくろの味」の代表です。
季節毎に出来た野菜をしっかり炊き込んで、作りおきして食べていました。あつあつでも冷めてもおいしい一品です。どんな野菜でも作れる手軽な一品料理で、だし汁はいりこだしもおいしく、いりこはそのままいただけます。

干し大根の煮物

干し大根の煮物秋から冬の野菜を保存する代表として、干し大根があります。青首大根を輪切りにし、軒先にひもでつるし、春先まで干していました。こはく色に仕上がり、夏場等にたっぷりのぬるま湯でじっくりもどすと、料理したときに味がしみ込みやすくおいしく仕上がります。
寒干し大根は古くから伝わる保存食です。田植えの頃や農繁期には重宝される食材でした。
寒さの中で乾燥させた大根は、きつね色に変わり、独特の風味と歯ごたえが出ます。

はったいこ

はったいこ大麦のはだか麦を炒って挽いた粉で別名麦こがし、香煎とも言います。
焙煎してあることにより、保存性が高まり、いつでも食べられる簡便食で、消化しやすく食べやすく、徳川家康の好物であったといわれています。暑さの続く夏場には、はったい粉をかいて(かきまぜて)食べると暑気払いになるといわれていました。
現在では、大豆アレルギーの人に、きな粉代わりに使う等の用途もあります。

きゅうりざい

きゅうりざい夏野菜といえば、トマト、ナス、ピーマン等たくさんありますが、中でも代表的なものといえばきゅうりではないでしょうか。今では年中見かける野菜になりましたが、みずみずしい香りとバリッとした歯ごたえは今の季節にふさわしく、きゅうりに含まれる水分と利尿作用のあるカリウムにより、ほてりを沈めると言われています。
原産地はインドで、日本では1000年以上前から栽培されており、昔は苦味が強く、下品な食材とされていましたが、品種改良により、現在のおいしいきゅうりが出来ました。 
夏には、どこの家の庭先でも作られ、甘酢で和えて毎日食べたものです。今回のレシピでは油あげと和えていますが、ごま、青しそ、みょうが、しょうが等、加える食材をかえると味の変化が楽しめます。

いりこみそ

いりこみそ「瀬戸内のいりこは、全国的に広く親しまれています。
大きい順にいりこ、かえりいりこ、ちりめんじゃこ等に呼び方がかわります。
これらは、いわしの稚魚を塩ゆでして干したもので、カルシウムの宝庫です。自家製の味噌をあわせて、古くから食べられています。いりこ味噌はきゅうりやアスパラなどの野菜と食べてもおいしく、ごはんのおともにも、酒の肴にもぴったりです。

木の芽和え

木の芽和え春になると家族や友人と竹で編んだ花かごを持ち、つくしを取りに出かけたものです。
初春は1~2本しか見つけられませんが少し暖かくなると、競って生えていて、時の経つのも忘れて一生懸命とり、夜は家族でわいわい話しながらはかまを取ったものです。

つくしの卵とじ

つくしの卵とじ春になると家族や友人と竹で編んだ花かごを持ち、つくしを取りに出かけたものです。
初春は1~2本しか見つけられませんが少し暖かくなると、競って生えていて、時の経つのも忘れて一生懸命とり、夜は家族でわいわい話しながらはかまを取ったものです。

みそ田楽

みそ田楽田楽は、平安時代に行われていた「田楽」という芸能が語源です。
材料を串に刺した形と、踊る芸人の姿が似ていたことから「田楽」と名づけられました。
本来は、みそ田楽とは、こんにゃく、里芋などを串に刺し、ねり味噌を塗りつけて焼いた料理ですが、ここでは茹でています。神明さんには、大なべに作っていただいていました。寒い時期に、あつあつをいただきたい郷土料理です。

ふろふき大根

ふろふき大根大根の煮物といえば、おでんやぶり大根など、他の素材の旨みをすいこみ閉じ込める名脇役といった感じのものが多いですが、今回は大根が主役のふろふき大根をご紹介します。
大根やかぶなどを輪切りにしてゆで、熱いうちに味噌だれをつけて食べる料理をふろふきと言います。熱々の大根にぽってりと味噌だれをかけ、ゆずやケシの実で風味付けをしていただきます。寒い夜に味わっていただきたい、冬の一品です。

隆景鍋

隆景鍋隆景鍋は、沼田川でとれるモクズガニでだしをとり、季節の野菜を入れて作った鍋です。昔、小早川隆景が沼田川河口に浮かぶ大島・小島をつないで三原城を築城したところから、沼田川に縁のある隆景の名前がついたと言われ、祭りなどでふるまわれています。

さつまいもご飯

さつまいもご飯秋の味覚といえば、様々な食材が思い浮かびますが、さつまいももそのひとつでしょう。芋ほりをし、収穫の喜びを味わった方も多いのではないでしょうか。
焼き芋、煮物、天ぷら、きんとん、大学いも、そして今回ご紹介するさつまいもご飯など、いろいろと調理方法を変えて楽しめる食材です。
秋の食卓に、さつまいもご飯はいかがですか。

きつね寿司

きつね寿司喜びごとや組内の集まり、お祭り等には必ず作っていた一品です。
油揚げを甘辛く煮ていると、外で遊んでいても美味しそうなにおいが漂ってきて、今日はおいしいきつね寿司が食べられると子ども心にも楽しみに待っていました。
きつね寿司はいなり寿司とも言い、甘辛く煮た油揚げを袋状に開き、中に酢飯をそのまま、あるいは、人参、ごぼう、しいたけ、ごま等、地域や家庭によってさまざまな具材を混ぜ込んで入れます。油あげの形は岐阜より東では四角、西では三角が多く、具材を混ぜ込んで入れるのは西に多いそうです。
きつねの耳を模したといわれる三角形のかわいらしいきつね寿司。あなたも作ってみませんか。

いぎす豆腐

いぎす豆腐「いぎす豆腐」をごぞんじですか?
いぎすは浅い海の岩につく海藻です。紅藻の一種で干して保存します。この乾燥した「いぎす」と生大豆粉を煮溶かし、寒天のように固めた料理が、いぎす豆腐です。お盆や祭り等、家族や親戚一同が集まる機会には必ず作られていました。今では、いぎすが手に入りにくくなっているようですが、夏が来ると変わらず作るという方もいらっしゃいます。伝承していきたいふるさとの味です。

えびそぼろ

えびそぼろえびは瀬戸内海沿岸でよく獲れ、各地の郷土料理によく登場します。また、三原の沿岸でもよく獲れ、古くから食べられてきました。この時期が旬の新玉ねぎやそら豆とかき揚げにしたり、塩茹でにしたりといった食べ方は、おなじみなのではないのでしょうか。
えびそぼろは日持ちがよく、きれいなピンク色なので、大量に作っておいて、そぼろどんぶりにしたり、お弁当に入れたり、お寿司の具や飾りにして親しまれてきました。味も抜群で、子どもからお年寄りまで、みんなに喜ばれる郷土料理です。

ふきと油揚げの煮含め

ふきと油揚げの煮含めみなさんは「おべんとうばこのうた」をご存知、あるいは覚えていらっしゃるでしょうか?「これっくらいのおべんとばこに」と始まって「すじのとおーったふーき」と終わる手遊び歌です。今回は、このふきのレシピをご紹介します。
青々としたふきは、日本原産の野菜のひとつで、3~5月が旬の、ほろ苦い独特の味が魅力の春の食材です。
ふきはアクがあるため、料理したことがない方には敷居の高い食材かもしれませんが、下ごしらえはそんなに難しくありません。板ずりをした後、熱湯に入れてゆでると色が鮮やかになります。水にさらし、縦に皮をむいで下ごしらえは完了です。煮物、和え物、炒め物等、様々な調理法で食べられてきました。歌にあるように、お弁当にもよく入っていたのではないでしょうか?新緑の季節に、青々としたふきで郷土料理を作ってみませんか?!

かき雑炊

かき雑炊三原にもオイスターロード(牡蠣小屋)がオープンし話題となっていますが、今回は牡蠣を使った雑炊のレシピをご紹介します。
牡蠣には、たんぱく質、カルシウム、ミネラル類などをはじめ、さまざまな栄養素が多く含まれることから、「海のミルク」とも呼ばれ、世界中で広く食されています。
その食べ方としては、酢がき、焼き牡蠣、カキフライ、牡蠣鍋など様々な料理方法がありますが、ここ瀬戸内では、牡蠣を使った雑炊が、冬の味覚の代表の家庭料理として昔から親しまれています。
牡蠣雑炊は、身体を温めながら牡蠣の豊富な栄養素をおいしくいただける冬の郷土料理です。

雑煮

雑煮お正月のごちそうと言えばお雑煮です。
大晦日に神仏へお供えしたお餅や野菜を元旦に下げて一つの鍋で煮込んで作り、新年の豊作や家内安全を願って食べられてきました。
ご紹介するレシピには、焼アナゴ、かまぼこ、大根、人参が入っていますが、皆さんのご家庭のお雑煮にはどのような具材が入っていますか。
広島県内だけでも、カキ、ブリ、はまぐり、牛肉、鶏肉などが入っていたり、野菜についても、里芋、しいたけ、水菜、白菜などが入っていたりとバリエーションは様々です。
おもちの形(丸、四角)や調理方法(焼く、煮る)、地域の特産物の具材と切り方、仕立て(すまし、みそ)の方法などの様々な組み合わせにより、全国各地で地域性が色濃く反映されたお雑煮が食べられています。
新しい年の初めにいただく特別な家庭の味として、ぜひ作っていただきたい大切な郷土料理です。

かぼちゃの煮物

かぼちゃの煮物今では一年中色んな野菜が手に入りますが、昔は、冬に手に入る野菜が少なく、夏に収穫したビタミン豊富なかぼちゃを冬まで大切に保存して食べていました。
一年で最も夜が長い「冬至」の日にかぼちゃを食べると風邪を引かず、厄を払えると言われています。
今年の冬至は12月22日です。ご自身やご家族の健康を思いながらかぼちゃを頂き、この冬も元気に過ごしたいものです。

白菜の煮浸し

白菜の煮浸し 寒い季節に重宝される野菜といえば、鍋の具材としてもお馴染みの白菜です。
鍋物の他に、汁物、炒め物、酢の物、和え物や漬物等、食卓で大活躍の白菜ですが、中でも昔から親しまれているのはこの煮浸しではないでしょうか。
このレシピではちりめんじゃこと油揚げを使っていますが、食材の組み合わせは地産の野菜、魚の練り物、肉など,地域・家庭によっても様々で、全国各地で豊富なバリエーションがある郷土料理です。
地産の食材を大切にしながら、家庭の味として伝えていきたい旬の一品です。

栗ごはん

栗ごはん夏の暑さも少し和らぎ、秋らしさを感じるようになると、そろそろ食べたくなるのが栗ごはんではないでしょうか。栗は、さつま芋と並んで、特に女性に好まれる秋の味覚だと言われています。
材料の栗を集める栗拾いは秋の行楽としておなじみですね。子どもの頃、幼稚園や学校の行事で楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。栗は、皮をむくのに手間がかかりますが、そのぶん出来上がった栗ごはんを食べる喜びはひとしおです。最近では、皮をむいてある栗が市販されているので、簡単に作ることもできます。
子どもから大人まで皆に喜ばれる、秋の食卓に登場させたいメニューの一つです。

3色おはぎ

3色おはぎおはぎとぼたもちは何が違うかご存知でしょうか。
作り方に違いがある地域もあるようですが、多くの地域では、同じお餅を季節により呼び分けており、ぼたんの花が咲く春には「ぼたもち」、萩の花が咲く秋には「おはぎ」と呼びます。
三色おはぎは、関東ではあんこ・きなこ・黒ごま、関西ではあんこ・きなこ・青海苔で作られるなど、地域により食材が異なりますが、慣れ親しんだ郷土の味として、お彼岸のお供え物や家族が集まるときのおやつに、今でも多くのご家庭で作られています。
今年は猛暑が続き、涼しくなるのはまだ少し先になりそうですが、「暑さ寒さも彼岸まで」といいます。お彼岸にはおはぎを作り、秋の始まりを感じてみてはいかがでしょうか。

ところてん

ところてん「心太」と書いて「ところてん」と読みます。
暑い時期、すぐに食べられるおやつや軽食として古くから親しまれてきました。酢醤油とからし、または黒蜜をかけて食べるのが一般的ですが、最近では野菜と一緒にドレッシングをかけてサラダにしたり、果物と一緒に盛り付けてデザートにしたりと、様々な食べ方をされています。
郷土料理として家庭で作られることは少しずつ減ってきていますが、生のてんぐさを使った作りたてのところてんは、磯の風味豊かで夏を感じさせてくれる一品です。
梅雨が明け、盛夏を迎えるこれからの時季、暑気払いにところてんはいかがでしょうか。

焼き鮎

焼き鮎夏の風物詩、鮎の定番料理と言えば塩焼きです。お好みで、たでの葉を塩・酢と共にすりつぶしたほんのり苦味のある「たで酢」と一緒にいただくと一段と風味が豊かになります。
店頭にも並びますが、三原の沼田川でも鮎漁が行われ、夏にはあゆまつりも開催されています。また、小学生による鮎の稚魚の放流活動も行われており、その美味しさを楽しむだけではなく、鮎を通して自然環境について考えるきっかけにもなっています。
ご家庭の食卓でも、この焼き鮎で夏の清流の風情を楽しんでみてはいかがでしょうか。

岩海すし

岩海すし国の天然記念物となっている久井町岩海。巨石、怪石が緑の谷間に続く様子を特選久井米を使って 表現し、上に散らす具材はごうろの岩に見せかけて、大きく切り岩海をイメージしたお寿司です。

かしわ餅

かしわ餅かしわの葉は、新しい芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、子孫繁栄を象徴する縁起の良い葉とされ、その葉を使って作られるかしわ餅は、『端午の節句』5月5日の子どもの日を祝う行事食です。
中国地方では、かしわの葉が手に入りにくいため、さるとりいばらの葉がよく使われます。
行事食としてだけではなく、家族や親しい仲間が集まるときに作ったり、田植えの作業の合間におやつとしていただいたりして親しまれてきた郷土料理です。

潮汁

潮汁鯛といえば真鯛を指します。春、産卵の時期を迎えた真鯛は、全身が一段と桜色に輝き、桜の季節でもあることから、「桜鯛」と呼ばれています。
春祭りがきたら、押し寿司、鯛の潮汁をつくり、家族や親戚と語り合いながらいただきました。

草もち

草もち薬草とされたよもぎを餅に混ぜて作り、ひなの節句に女の子の健やかな成長と幸せを願って作りました。三月の終わりから、田んぼのあぜ道でよもぎを摘む光景をよくみかけていました。

みかん糖

みかん糖体昔から、内海沿岸の段々畑には太陽の光が良く当たり、さらに海面からの日光の反射が甘くておいしいみかんが育っています。三原市では、木原から糸崎、須波、幸崎、鷺浦とたくさん生産され、秋から冬にかけて収穫されるみかんの保存の1つとして、みかん糖が作られていました。
会合のときのおやつなどに、皮を器にしたみかん糖は喜ばれ、冬のおやつのひとつです。

いわしのつみれ汁

いわしのつみれ汁体がキラキラと輝き、青みがあり、目が澄んでいて、腹の傷んでないものが新鮮です。
手で開き、すり鉢ですり、みそを加えて団子にしたつみれ汁は、内海の絶品で、母たちがよく作ってくれた懐かしい味です。冬野菜を加えても、とてもおいしいお汁です。

ごぼうの金平

ごぼうの金平ごぼうの食物繊維は腸の運動を活発にし、整腸作用を助けるので便秘に有効です。
日本には千年以上も前に薬草として渡来し、平安時代からは野菜として食べられており、常備食としてよく作ります。
特有の香りは肉・魚のにおいを消すとともに、それらのうま味を引き出すのに役立ちます。登町、沖浦町でとれるごぼうは、「はたのごぼう」といわれ、三原の特産品として有名です。
直径3cm位、長さ60cm位のりっぱなごぼうでお正月料理に欠かせない食材です。

わけぎの卵とじ

わけぎの卵とじ県内でわけぎといえば、木原、鷺と言われるほど有名で、年3回の収穫があります。
「分葱」と書きます。種子をつけるネギとは異なり、球根の株分けで増えるからです。
柔らかい歯ざわりと、ほのかな甘みが何ともいえずおいしく、卵ともよく合い、彩りも鮮やかです。ワケギと言えばヌタが代表的ですが、卵とじもとても美味しい一品です。

煮菜(にじゃあ)

煮菜(にじゃあ)秋の野菜で、早く、おいしく、たくさん作れる煮物のことを「にじゃあ」と言います。
けんつきで突きおろした大根や、人参を油で炒め煮にした煮物のことで、あつあつでも、冷めていてもおいしくいただける一品で、御飯がすすみます。

赤飯

赤飯赤飯は、染飯の一種で、古代の日本人の常食のひとつとされていました。
誕生、初節句、七五三の祝いなどには子どもの健やかな成長を願い、婚礼の日には将来に幸多いことを祈り、敬老に日には元気で長生きを祝いました。

なすの田楽

なすの名は「成す」「為す」に由来し、原産地はインドです。日本には平安時代に中国から伝わり、「奈須比」と呼ばれていましたが、宮中の女房言葉から「ナス」と呼ばれるようになりました。

あらめ炒り煮

あらめ炒り煮食物繊維の豊富な「あらめ」は昔から常備菜として親しまれています。
田植えや、夏場の天神さん祭り、お盆には必ず作られる一品でした。

ちしゃもみ

ちしゃもみ

押ずし

押ずしお祭りやお祝い事があると必ず作っていたものです。
田植えが終わり「泥落し」などの時にも「ちしゃもみ」「しばもち」などと一緒に作っていました。

ページのトップへ戻る