三原市は、中国地方の広島県のほぼ山陽沿岸の中央に位置し、瀬戸内海の温暖な気候に恵まれたまちです。JR山陽本線、呉線。瀬戸内の島嶼部への船また、本郷町には、広島空港があり、交通の要所としての役割を果しています。

瀬戸内海の島々の眺望はすばらしく、天候に恵まれれば、四国山脈をも見渡たすことができます。三原にお越しの際には、是非瀬戸内の眺望をご覧になってください。

三原市の南部から北部にかけて、瀬戸内海国立公園や佛通寺御調八幡宮県立自然公園、国指定の天然記念物・久井の岩海、白竜湖等の市内各エリアで様々な様相を見せます。

■市内中心部

三原城跡を中心に多くの神社仏閣があり、歩いて裏路地を散策すればノスタルジックな気分に浸れます。駅から港までも近く、周辺の島々へ渡るにも便利。海山の幸も美味しく、中でも三原のタコは「生だこの刺身」や「たこ飯」「たこ鍋」など多彩な食べ方で味わえます。少し離れれば筆影山や竜王山の展望台から瀬戸内海の多島美も美しい。

■本郷・高坂エリア

本郷、高坂は古墳や史跡が多く残っており、学術的価値も高い。空の玄関口「広島空港」がある。また、日本屈指の参禅道場として知られる臨済宗佛通寺派の大本山「佛通寺」は県内有数の新緑・紅葉のスポットになっています。

■久井・八幡エリア

西日本三大牛馬市場の1つであった久井町、国の天然記念物に指定された「久井の岩海」や備後最高峰宇根山に建つ宇根山天文台などがあります。御調八幡宮は豊臣秀吉が三原城に滞在中参拝し、境内に桜樹を手植えしたと伝えられています。

■大和エリア

農業が盛んで、特産品にはレンコンやはとむぎ、モモ、大和イモなどがあります。椋梨川(むくなしがわ)の伝説から付けられた湖「白竜湖」や小早川氏ゆかりの古刹「棲真寺」などがあります。

■佐木島

三原港からフェリーで約25分の場所にあり、江戸時代には製塩が盛んでした。新藤兼人監督の映画「裸の島」の舞台になった宿祢島があります。県重要文化財「麿崖和霊石地蔵」や佐木島八十八か所があります。島で採れるさぎしまみかんは甘くて美味しいと評判です。

諸説がいろいろありますが、角川書店の広島県地名辞典には、前面は旧三原市街、その後ろの山塊が、右から桜山、ノハタ山、ヨリカネ山、そして、その山と山との間の谷間が「ワクハラ」「コマガハラ」「ニシノハラ」。その3つの「ハラ」から「三原」という地名ができたそうです。

三原市は、御年代古墳をはじめとする縄文・弥生・古墳時代の遺跡が数多く残されており、古くから人々の生活が営まれ、近畿と九州を結び四国と連絡する海上交通の要衝として栄えました。平安時代には、楽音寺や1967年まで続いた杭(久井)の牛市など今に続く歴史資源が創設されたほか、沼田庄や杭の庄などの荘園が経営され穀倉地として栄え、鎌倉時代から戦国時代にかけては、小早川氏が台頭し、棲真寺や佛通寺が創建されたほか、堀城(椋梨城跡)、高山城や新高山城が築城されました。

そして、戦国武将毛利元就の三男で竹原小早川氏の養子となった戦国時代の智将小早川隆景が、17代当主として沼田小早川氏を相続し、両小早川氏を統一すると、1567年に三原へ築城し、現在の三原市の礎を築きました。

その後、小早川氏以後、福島氏、浅野氏の城下町として繁栄して明治維新を迎え、明治時代以降は、三原地域は工業都市として、本郷・久井・大和地域は米作地域として発展し、近年は、陸・海・空の高速交通の結節都市としての役割も果たしています。